戦争・災難など残酷な記憶を電気刺激で消す…韓国研究チームが究明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.26 11:13
戦争や残酷な事件を経験した人は外傷後ストレス症候群に苦しんだりする。こうした疾患は恐怖に対する記憶が脳から消えずに発病する。韓国の研究陣がマウスを利用した研究で、脳に電気刺激を与えて恐怖に対する記憶を消すことができると明らかにした。
韓国科学技術研究院(KIST)の申喜ソプ(シン・ヒソプ)博士(写真)チームは、恐怖記憶の消滅に関する遺伝子「PLCベータ4」の機能を究明したと25日、明らかにした。研究結果は学術誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」25日付で発表された。