日中首相、韓半島の安定維持に共感(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.26 09:11
野田首相の今回の訪中は、日中両国の側面で見ると、昨年9月の尖閣諸島(中国名・釣魚島)衝突後に悪化した両国関係を正常化するという意味がある、という評価だ。清華大国際関係研究院の劉江永副院長は「今回の訪中を通して、両国は政治的に相互信頼を強化し、協力を強化することが必要」と分析した。
両国は今回の会談で、戦略的互恵関係を深める具体案も話し合った。東中国海(東シナ海)危機管理策、東中国海ガス田共同開発、遭難船と船員の救助のための海難救助協定、日本の中国国債100億ドル分購入などについても議論されたという。来年に迫った日中国交正常化40周年を控え、両首相はさまざまな交流協力事業についても意見を交換した。