「酒やたばこよりもはまる」韓国の10代が熱狂するオンラインゲーム(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.18 11:37
15日午後9時ごろ、eスポーツ準決勝戦を見て出てきた青少年らに周辺の駅やバス停までついて行ってみた。手がかじかむ厳しい寒さでも路上で休まずスマートフォンの画面をたたきまくった。先月大学修学能力試験を受けたというチャン・ホムン君(仮名・19)は、「ギャグの流行語があるでしょう。1位だけ記憶する世界。こういう所で私たちの貴重な友だちはゲームだ。大人たちが見ても酒を飲んでたばこを吸って別のことをするよりゲームを楽しむほうが良くないですか」と反問もした。
韓国人特有の気質も特別なゲーム熱風と関係なくはない。一度何かがはやると誰もが集まってくる「偏り」「没入」現象だ。通貨危機直後の1998年にブロードバンドインターネットが引かれた「PC房(ネットカフェ)」が雨後の筍のようにでき、青少年だけでなく若い会社員までオンラインゲームにどっぷりとはまった。そのおかげでネクソンのような世界的なゲーム会社が誕生し、世界eスポーツ大会の優勝を韓国人プロゲーマーが占めるようになったのかもしれない。韓国特有の素早い動きと瞬発力もやはりオンラインゲーム市場が大きくなるのに大きな役割をした。