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統合宣言した民主党党大会、もみ合い・女性に暴力・・・大混乱

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.12 12:01
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11日午後9時50分ソウル・蚕室(チャムシル)室内体育館のステージに人垣が幾重にもできた。民主党臨時党大会の投票終了発表を防ぐため朴智元(パク・チウォン)元院内代表側が壇上占拠に出ようとすると党役員らと警備員がステージを取り囲んだのだ。双方がもみ合う中でイ・ソクヒョン党大会議長とチョン・ジャンソン事務総長は野党圏統合案可決を宣言した。採決終了から4時間後に発表が行われるほど朴元院内代表側の抵抗は激しかった。

現場の雰囲気は統合派の明確な優勢だった。野党圏統合案に4427人が賛成し、640人だけが反対した。採決前に孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表はあいさつを通じ、「野党圏統合は国民の命令。決して民主党がなくなるのではない。民主党がより大きくなるもの」と強調した。鄭東泳(チョン・ドンヨン)最高委員も「授権の可能性がいつになく高い(野党圏統合で)来年4月に圧倒的な多数党になり不公平な韓米自由貿易協定(FTA)の修正に着手する。同志のみなさん、歴史が命じるこの道に行きましょう」とトーンを高めた。鄭最高委員は「李明博(イ・ミョンバク)と彼の子分151人(ハンナラ党議員ら)は国会だけ突破すれば良いと信じたかも知れないが、重大な錯覚だった」という話もした。

 
丁世均(チョン・セギュン)最高委員も「李明博政権は翼もなく墜落している。いまや(政権を取り戻し)手を握って笑う日は遠くない。(野党圏統合は)千載一遇の機会だ」と主張した。

これに対し朴智元元院内代表は、「この朴智元がそれでも抱いて行く勢力がある。私はこの統合に反対する」と明らかにして野次を浴びた。

裁決が終わると朴元院内代表は結果を予想したように席をはずした。彼は電話で可決の知らせを聞いた後は特別な反応を見せなかったと側近が伝えた。

この日の党大会は一触即発の雰囲気の中で進行された。午前から朴元院内代表側近のパク・ヤンス前議員は黒い服に頭をジェルでまとめたいわゆる「カクテキ族」を連れ歩き険悪な雰囲気を演出した。会場の入口には「民主党を解散する現指導部は自爆せよ」などのプラカードが掲げられ、道端には「ハンナラ党出身孫鶴圭が民主党を殺す」というステッカーが張られた。統合派は代議員でない人は議場に入れないよう入口を封じ、代議員証を配付するために指紋認識もした。この過程で統合反対派代議員が30代初めの女性党役員のほおを殴った。このため双方20人余りがもみ合いとなり、警察10人余りが出動して制止した。

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