半導体事業再編に踏み切る東芝…西田会長の決断(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.02 16:32
日本の東芝が円高に耐えられず、半導体部門のリストラに乗り出した。 東芝は先月30日、非メモリー半導体を生産する日本国内の6工場のうち3工場を閉鎖すると発表した。 同社は「価格競争力を高めて高付加価値商品に集中するため」とし「来年9月までに工場を閉鎖し、1200人の職員はグループ内で再配置する計画」という声明を出した。 閉鎖する工場には1920年に東芝が初めて電子部品を生産したところも含まれている。 大分工場は閉鎖しないが、生産量を半分に減らし、職員500人を他の事業場に移すことにした。
東芝は半導体でインテル、サムスン電子に次いで世界3位。 しかしサムスン電子に次ぐ2位のメモリー分野とは違って、非メモリー分野では大きな成果を出せなかった。 その東芝が事業再編に動いたのは、今年10月にパナソニックが日本国内の非メモリー半導体工場5カ所の閉鎖、1000人の人員削減に踏み切ったのと同じ脈絡だ。