韓国・米国ビッグ3も離れて…みずぼらしくなった東京モーターショー(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.02 14:33
東日本大震災の影響と円高の二重苦にあえいでいる日本自動車産業は復活できるのか。 トヨタ・日産・ホンダに代表される‘日本ビッグ3’の再起をうらなう「第42回東京モーターショー」が先月30日、東京ビッグサイトで開幕した。 11日まで開催される東京モーターショーには13カ国・176社が参加し、398台の新車を展示した。 このうち52台は世界初だが、ほとんどが日本車だ。
GM・フォード・クライスラーなど米ビッグ3が参加せず、欧州のフィアット・フェラーリも展示場を出さなかった。 韓国自動車企業も背を向けた。 バスを前面に出した現代(ヒョンデ)商用車だけが小さなブースを設けた。 わずか4年前まで北米デトロイト、独フランクフルト、仏パリモーターショーとともに各大陸を代表する世界4大モーターショーと呼ばれてきた地位が大きく落ちたのだ。
大幅に縮小した東京モーターショーではかつての活気が見られなかった。 参加企業が減り、展示場も従来の幕張メッセの半分にもならないビッグサイトに移った。 モーターショーの花である未来型コンセプトカーも、1、2年以内の商用化が可能な試作モデルがほとんどだった。 開発費を減らした結果だ。 今年1-10月の日本の新車販売台数は347万台で、前年同期に比べ23%減少した。