トヨタ、BMWとディーゼルハイブリッドカーを共同開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.02 09:37
トヨタ自動車とBMWが手を組んだ。
両社は1日、BMWがトヨタに高効率ディーゼルエンジン(排気量1600、2000cc)を供給し、中期的に両社がハイブリッドカーを共同研究することで合意したと発表した。トヨタは2014年から欧州に輸出する車にBMWのエンジンを載せる予定だ。乗用車の60%がディーゼルの欧州市場でBMWの高効率エンジンをアピールして市場シェアを高めるという戦略だ。産業研究院のイ・ハング主力産業チーム長は、「現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車の欧州販売が影響を受けることになった」と話した。
トヨタとBMWが共同開発するハイブリッドカーはディーゼルハイブリッドカーとされる。現在販売中のガソリンハイブリッドより効率がさらに高く、汚染物質の排出が少ない車を開発するという目標だ。高麗(コリョ)大学のパク・シムス教授(機械工学部)は、「フランスのプジョー・シトロエングループが9月に世界初のディーゼルハイブリッドカーを商用化したが、高い価格が問題だった。それぞれハイブリッドとディーゼルエンジン分野で世界最高の技術を持つトヨタとBMWはこうした限界を乗り越えられるだろう」と話した。