<釜山世界開発援助総会>「最貧国から経済大国になった韓国に学ぼう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.01 16:50
30日、世界の視線は大韓民国の港町・釜山(プサン)に集まった。 歴代最大規模の開発関連国際会議、釜山世界開発援助総会の開幕式。 開発途上国の開発戦略を議論するこの席に、李明博(イ・ミョンバク)大統領、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長、ヒラリー・クリントン米国務長官、メレス・ゼナウィ・エチオピア首相ら約160カ国の首脳と政府代表、国際機構の首長らが集まった。 「ゲイツ&メリンダ財団」のビル・ゲイツ元マイクロソフト会長など、開発支援に取り組んでいる民間人も出席した。
この日、釜山は開発援助の‘新しい歴史’をつくった都市になった。 これまで単純援助中心だった国際社会の援助パラダイムが、釜山総会を通して開発途上国開発戦略と南南協力の強化に変わったからだ。
特に韓国戦争(1950-53)後、韓国が世界最貧国だった当時、援助物資が積まれていた荷役港から、途上国に援助物資を積んで送る船積港に変わった釜山の象徴性は、大きな注目を受けた。 「より多くの国が釜山のような驚くべき変化を実現できるように支援することが、国際社会援助政策の目標になるべき」(トニー・ブレア前英首相)、「開発の効果については韓国よりもよく知る国はない」(クリントン米国務長官)などと、主要人物は「釜山の奇跡」に言及した。