韓国大手商社、米国で資源専門会社を買収
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.01 08:43
サムスン物産商事部門が韓国石油公社とともに米国の石油・ガス専門会社のパラレルペトロリアムを買収した。買収額は8億ドルで、サムスン物産が株式の90%を、石油公社が10%を持つ。
サムスン物産は30日、「米国現地子会社と石油公社が29日に米テキサス州ミドルランドでパラレルを所有するPLLLホールディングスと株式100%を取得する契約を結んだ」と明らかにした。サムスン物産は今後一部株式の財務的投資家も誘致する計画だ。
1979年に設立されたパラレルはミドルランドに本社を置く陸上石油・ガス専門会社で、テキサス州とニューメキシコ州などに8カ所の油田と2カ所のガス田、3カ所の探査鉱区を持っている。1日の生産量は8000バレル、総埋蔵量は6900万バレルだ。6900万バレルは人口48万人余りの盆唐(プンダン)新都市の住民が約9年間使用できる量というのがサムスン物産の説明だ。パラレルは2007年に1億1600万ドル、2008年に1億8200万ドルの売り上げを記録した。