「医原性CJD」死亡、韓国内で初事例発見…人間狂牛病とは無関係
ⓒ 中央日報日本語版2011.11.29 16:10
29日の韓国の疾病管理本部と翰林(ハンリム)大医大のキム・ユンジュン教授チームによると、7月に感覚障害、精神異常、運動障害などの症状で死亡した54歳の女性の生体組織を取り出して動物実験をした結果、国内では初めてとなる「医原性CJD(Iatrogenic CJD)」患者と最終判明した。
脳にスポンジのように穴が現れ、脳の機能を失うクロイツフェルト・ヤコブ病、すなわちCJD死亡患者が韓国内で公式確認されたのだ。
しかし疾病管理本部は、死亡した患者は23年前の脳の手術過程で、ドイツ製の医療用遺体脳膜を移植して病気が転移した「医原性CJD」死亡患者で、俗称「人間狂牛病」と呼ばれる「変種CJD」とは全く関係がないと明らかにした。