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【噴水台】すぐに分かる売国奴と救国英雄の差

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.24 17:32
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やはり大韓民国の国会は失望させない。昨年のチェーンソー、ハンマーに続いて、今年は催涙弾まで、スリラー小説を上回る想像力を遺憾なく発揮する。実際、今年は催涙弾でもなかったら、退屈(?)して終わるところだった。期待した格闘技アクションがなかったため、海外記者はどれほど落胆していただろうか。

韓米FTA批准を拒否しながらも関連予算案の処理には同意した野党は、口は激しかったが暴れることはなかった。ここぞとばかりに次の手順の座り込みに突入した。もみ合いの代わりに、さらに激しい言葉が出てきた。「売国奴!」。 どう考えてもこれほどの悪口はない。自分だけでなく子孫代々に恥をかかせる。

 
小学生が歴史よりも嘲弄を先に習うのは国家代表売国奴の李完用(イ・ワンヨン)だ。米国にも李完用がいる。ベネディクト・アーノルドという人物だ。彼は米独立戦争で大陸軍として戦って功績を立てた。しかしいつも昇進から脱落し、功績も他の将軍に横取りされた。涜職容疑で告発されたりもした。戦争をしようと私財をはたいて借金まで抱えていたということだ。不満を抱いた彼は要塞を英国軍に譲ろうとして発覚し、英国に逃げた。莫大な褒賞金を受けて英国軍の将軍になり、大陸軍に銃口を向けた。納得しがたい面もあるだろうが、彼の名前は売国奴の代名詞になった。

米国を代表する偉人リンカーンも売国奴という非難を受けたことがある。ジェームズ・ポーク大統領がメキシコと戦争を始めようとすると、38歳の下院議員リンカーンは断固反対し始めた。戦争の発端となった流血惨事が起きたところが、米国領土ではなく両国間の国境紛争地帯だったと力説した。反対のための反対ではなかった。重要な国策決定の根拠となる事実の歪曲を容認しないという良心の叫びだった。しかし売国奴という烙印を押されたリンカーンは議員職を失い、10年以上も政界に足を踏み入れなかった。アーノルドとリンカーンの運命は国家の正義という所信を最後まで守ったかどうかによって売国奴と救国英雄に分かれた。

FTA批准案を奇襲処理した与党議員らが売国奴なら、これを阻止しようとしていた野党議員は救国英雄となるが、誰が正しかったかはすぐに分かることだ。ただ、自分の生きる道より国の生きる道を優先して考えて大妥協を成し遂げていたとすれば、国家の未来のために良かっただろうという惜しみは消えない。彼らにイエスの知恵を望むのは当初から期待するのは難しかった。

こういうことだ。イエスを窮地に追い込もうとする敵対者が尋ねた。「この硬貨を税金として納めるべきか」。当時イスラエルをローマが統治していたため、税金を出さなければ実定法違反になり、出そうとすれば売国奴にされるところだった。イエスが尋ねた。「そこには何が描かれているのか」「カイザルの顔です」「カイザルのものはカイザルに返しなさい」。

イラスト=キム・フェリョン記者

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