競争がキム・ヨナを育てたように…経済韓流を見せる機会(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.24 12:06
「韓米自由貿易協定(FTA)が批准され、過去と違う状況であるだけに新しいものを習わなければならない」。
韓国銀行の金仲秀(キム・ジュンス)総裁が23日に経済専門家らとの経済動向懇談会でした話だ。彼は参加した大学教授らに、「FTAにともなう経済環境の変化を反映し教科書をまた書かなくてはならないのではないか」と話したりもした。
FTA時代が本格的に始まった。韓国とEU(欧州連合)のFTAが7月に発効されたのに続き、来年1月には韓米FTAが発効する予定だ。朝鮮時代の大院君(テウォングン)の鎖国政策以来最大の開港事件と評価されるほどのことだ。韓国は最大経済圏のEU・米国と対等に渡り合う数少ない国に属することになった。2つの巨大経済圏とFTAを結んだ国にはチリやメキシコなどもあるが、そのうち製造業基盤と先端技術力を持つ韓国ほどの通商国はない。