韓国の統一部長官、「南北統一基金調達のため募金運動も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.24 10:25
中国を訪問している韓国の柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官は、北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発1周年の23日、「延坪島と哨戒艦事件は(南北分断と緊張にともなう)分断費用。いまや統一に備える投資次元で政府と国民がともに統一財源を用意しなければならない」と話した。柳長官は北京特派員懇談会で、「今後20年後に統一されるという研究結果を前提に見れば約55兆ウォンの統一財源が必要だ」としてこのように明らかにした。
柳長官は統一財源と関連、関係官庁協議を経て南北交流協力基金のうち使わなかった分や残って国庫に帰属する資金(不用額)を使うと明らかにした。これとは別に民間の自発的な統一寄付募金案も提案した。柳長官は地域と階層を超越して集める国民寄付を統一積立基金と呼び「『統一つぼ』を作って募金する計画だ」と明らかにした。