KDI、韓国銀行を強く批判「通貨政策変化の機会逃した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.21 09:41
政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)が、物価安定目標に積極的でないとして公開的に韓国銀行を強く批判した。あらかじめ金利を上げたていたらグローバル財政危機を迎えマクロ政策を運用する余力が大きくなったはずなのに中央銀行が機を失したため通貨政策を使うのが難しくなったということだ。
KDIは20日に経済見通しを発表し、「政策金利決定形態分析と通貨政策に対する示唆点」という報告書を合わせて公開した。報告書は「韓国の通貨政策は通常の基準に照らして物価安定に積極的だったと評価するのは難しいと判断される」と明らかにした。