中国の「米TPP」大反撃…温家宝首相、韓日中FTA提案
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.21 09:12
米国とロシアが初めて参加した東アジア首脳会議(EAS)が19日にインドネシア・バリで開かれ、海洋安全保障の重要性を盛り込んだ共同宣言文を採択して閉幕した。宣言文は「国際海洋法は地域の平和維持と安定に寄与する核心的規範を含んでいるということを(参加国が)認める」と明示し、南シナ海で領有権をめぐる衝突と特定国の武力威嚇を牽制した。これは事実上中国を狙ったものと分析される。
オバマ米大統領は会談で、「領有権を主張する国が武力と威嚇で海洋運航の自由などを妨害することを強く反対する」と明らかにしたと日本経済新聞が20日に伝えた。これに対し温家宝中国首相は「EASは南シナ海問題を論じる適切な場所ではない。ただし今回の会議で法的拘束力がある行動規範を作る作業を推進していくことで東南アジア諸国連合(ASEAN)と一致を見た」と説明した。