‘低出生率’韓国、「同居婚外出産」を認めてこそ解決?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.17 15:09
‘家族の多様性’に対する世間の認識不足が韓国の超低出産現象を招いている、という指摘が出てきた。
韓国開発研究院(KDI)のキム・ヨンチョル研究委員は16日に発表した報告書「未婚率の上昇と超低出産への対応方向」で、同居と婚外出産に対する韓国社会の否定的な認識が変わってこそ、超低出産問題を乗り越えられる、と主張した。 国策研究機関のKDIが挑発的な問題提起をしたのだ。
報告書によると、韓国の合計特殊出生率は1.23人で、世界最下位圏。 韓国だけでなく香港・台湾・シンガポール・日本などアジアの先進国が1.3人前後にとどまっている。 儒教伝統が強いこれらの国は結婚が出産の前提となる。