ゲルマニウムアサリで特許獲得、日本に輸出も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.16 17:42
忠清南道泰安郡波涛里(チュンチョンナムド・テアングン・パドリ)の漁村。静かな朝に耕うん機のエンジンの音が響く。 村住民200人ほどを乗せた運耕うん機70台余りが14日、列をつくって干潟へ向かう。
鍬や袋を持った住民のキム・スンジャさん(59)は、どこへ行くのかという質問に「お金を掘りに行く」と言って笑った。 引き潮に合せててアサリ狩りに行くのだ。 現在1キロ当たりの産地価格は2200ウォン(約150円)。アサリ130個ほどが1キロで、1個が約17ウォン。干潟でお金を掘るということだ。
波涛里の漁村係は軍の支援を受け、07年に養殖場20ヘクタールにゲルマニウム砂をまいた後、アサリの成貝を入れ、ゲルマニウムが含まれたアサリの生産に成功した。 1ヘクタール当たり6トンのゲルマニウム砂をまき、30日後にアサリを分析した結果、最高24マイクログラム/キロが含まれていることが分かった。 一般のアサリに比べて平均4倍以上。