李大統領「FTA発効3カ月以内にISD再協議を米国に要求」…野党を説得
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.16 09:09
15日、李明博(イ・ミョンバク)大統領と朴ヒ太(パク・ヒテ)国会議長、与野党指導部の間で80分間の議論があった国会議長接見室には、6文字が書かれたメモ1枚が残っていた。「空手来 満手去」。手ぶらで来て、手をいっぱいにして帰るという意味だ。誰が書いたかは確認されていないが、与党側の出席者の‘作品’とみられる。
前日、民主党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表は「李大統領は国会に手ぶらで来て、手ぶらで帰るだろう」と話していた。そのためか、李大統領はこの日、手ぶらではなかった。
李大統領は会談で韓米自由貿易協定(FTA)国会批准の最大障害だった投資家・国家訴訟制度(ISD)に関連し、「国会が韓米FTAを批准し、何々をしてほしいと政府に勧めてほしい。そうすれば私が発効から3カ月以内に米国に再協議を要求する」と約束した。李大統領がISD再協議を保証するということだ。