サムスン、アップルに逆転勝利の機会得る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.16 08:38
サムスン電子がオーストラリアでアップルを相手に進めている第3世代(3G)通信特許侵害訴訟で有利な位置に立った。裁判所が早期の進行を望むサムスンの要請を受け入れ来年3月に3週間の集中審理で判決を出すことを決めたのだ。
ブルームバーグとシドニーモーニングヘラルドをはじめとする外信が15日に報じたところによると、オーストラリア連邦裁判所は、サムスンがアップルの「iPhone」「iPad2」に対して提起した販売禁止仮処分申請と特許侵害本案訴訟をまとめて判決することを決めた。アップルはこれまで、「裁判の準備に時間が必要なため来年8月以後に審理を始めたい」と要請していた。だが裁判所は、「通常アップルは毎年新しいiPhoneを出す。判決を遅らせた場合、サムスンはアップルの新製品発売に合わせてすべての訴訟を改めて進行しなければならない」としてこれを受け入れなかった。合わせて「時間を引き延ばすのは“アンドロイドマーケット”(グーグルのアンドロイドOS搭載スマートフォン市場)を拡張しようとするサムスンには苛酷な措置」と付け加えた。