韓国の大手芸能事務所のＹＧエンターテインメントがコスダック市場に進出する。

ＹＧエンターテインメントは８日、ソウル市内でコスダック上場と関連した記者懇談会を開き、今後の青写真を明らかにした。

この日ヤン・ミンソク代表は、「上場を通じて用意された公募資金でアーティスト育成にさらにまい進する。来年に７人ずつで構成された男性と女性のグループをデビューさせる予定」と述べた。

引き続き、「来年には１０００億ウォンの売り上げを突破すると期待する。上場後も企業価値がより大きくなるだろう」と見通した。

ＹＧエンターテインメントは昨年売上額４４８億ウォン、営業利益１０３億ウォン、純利益９８億ウォンを記録し、年初から第３四半期までの累積売上額は６００億ウォン以上が期待され２年連続黒字が有力な状況だ。特に主力グループのＢＩＧＢＡＮＧ（ビッグバン）と２ＮＥ１（トゥエニィワン）が日本など海外でも大きな人気を得ておりコスダック上場に対する期待は高かった。だが、最近売り上げの５０％以上を占めているＢＩＧＢＡＮＧがさまざまな悪材料に揺さぶられコスダック上場が不透明だった。

ヤン代表は、「大麻事件が公募価格を約１０％低くした。現在アーティストリスク管理チームを運営しており、現在会社が知らないリスクはない」と強調した。また、「７月に日本に合弁会社を設立して２ＮＥ１のデビューコンサートを成功的に終え日本市場の見通しは明るい。東南アジア・米国・欧州市場まで進出しグローバル市場にＹＧだけの差別化されたブランドを伝えたい」と話した。

一方、ＹＧエンターテインメント公募資金約２７５億ウォンを施設資金・コンテンツ製作・海外進出アカデミー事業などに使う計画で、２３日にコスダック市場に上場する予定だ。