ハクサイ6万株…ソウル広場を埋めたキムチ漬けコンサート
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.09 09:54
白いハクサイと真っ赤な薬味、黄色い制服と赤いエプロンでソウル広場が色とりどりに染まった。隣人を愛する暖かい心もより増した。
「韓国ヤクルト愛のキムチ漬け」行事が8日、ソウル市庁前のソウル広場で開かれた。今年もヤクルトおばさん1800人余りを含むボランティアメンバー2000人余りが苦しい隣人のために腕をまくった。11年にわたり続くこの行事は規模が大きく、素敵な公演を見るようだ。
午後1時、ハクサイ6万株と薬味35トンが100個余りのテーブルにいっせいに敷き詰められた。ボランティアメンバーらの忙しい手つきで作られたキムチは10キログラム入りの入れ物に詰められた。流れる汗をそででぬぐいながらもボランティアの顔からは微笑が途絶えなかった。8年にわたり行事に参加しているというキム・ギョンジンさんは、「明け方から出てきて仕事をしているが、小さい力でも苦しい隣人を助けるという思いに疲れも忘れる」として笑った。この日の行事には朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、イ・ヨンベ愛の実会長、パク・ワンス世界キムチ研究所所長、ヤン・ギラク韓国ヤクルト代表理事らも参加してキムチを漬けた。