ミスコンテスト参加者のセクハラ通報を受けて出動した警察官が金品を授受したという疑惑を主張した英国メディアが韓国警察の訂正報道要求を受け入れた。

韓国警察が外国メディアの報道に対して反論・訂正報道を要請し、該当外国メディアがこれを受け入れたのは異例だ。

大邱（テグ）地方警察庁は英国のＢＢＣとデイリーメールが８日午前、韓国警察の反論・訂正報道要請を受け入れ追加報道をしたことが確認されたと発表した。

ＢＢＣは「大邱警察は警察官がわいろ授受にかかわったという何の証拠も発見できなかったとＢＢＣに知らせてきた」と報道した。ＢＢＣは報道で、「当時出動した警察官は大会関係者が財布から取り出した名刺を受け取ったことが確認された」という韓国警察の立場を反映した。

デイリーメールはわいろ授受関連訂正とともに美人コンテスト参加者のエイミー・ウィラートンさんが主張したセクハラなどと関連した警察の捜査方針なども報道した。大邱警察庁関係者は、「誤った報道で失墜した韓国警察の清廉性が回復すると期待する」と話した。

デイリーメールは先月１９日、「韓国で開かれたミスアジアパシフィックワールド大会に参加した英国人エイミー・ウィラートンさんが大会関係者からセクハラを受けたと通報し、出動した韓国の警察官が大会関係者から金を受け取った」と報道した。またＢＢＣはウィラートンさんの主張通り、「財布を取り出した」と報道し、警察官が金品を授受したことを暗示した。大邱警察庁は先月２８日、ＢＢＣなどがウィラートンの主張だけを一方的に報道し韓国警察の名誉を落としたとして該当報道機関に反論・訂正報道を要請した