ソウル市内でも放射能? 平均値10倍のセシウムが検出
ⓒ 中央日報日本語版2011.11.02 17:38
韓国の環境運動連合は2日、報道資料を出し、「ソウル蘆原区月渓洞(ノウォング・ウォルゲドン)住宅地域に、ソウルの大気の平均15倍に相当する放射能がある」と主張した。
これに関し韓国原子力安全技術院(以下、KINS)は「KINSの1次調査の結果、道路の舗装に使われたアスファルトや骨材原材料から放射能が出ていると推定された」と2日、明らかにした。
韓国メディアによると、KINSはこの日午前11時から約3時間、専門家7人で構成された1次調査チームを派遣し、現場精密調査を行った。ここで測定された放射能数値は1時間当たり最高約1400ナノシーベルトで、核種はセシウム137。これはソウルの大気の平均放射能数値(140ナノシーベルト)の10倍にのぼる。