韓国の低成長傾向強まる…景気同行・先行指数がともに下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.01 10:55
現在の景気を現わす景気同行指数と今後の景気を予測する景気先行指数が5カ月ぶりにともに下落した。31日の統計庁によると、9月の景気同行指数循環変動値は100.1で、前月比0.8ポイント下落した。5月から上昇を続けていたが下落に転じたもの。景気先行指数は前年同月比1.5%で、前月より0.4%ポイント下落し2カ月連続の下落となった。
一般的に景気動向指数は100を超えれば景気拡張、100に満たなければ景気後退を意味する。景気先行指数は6カ月にわたり下落傾向を続ければ景気が下降局面に入ったと判断する。これまで本格的な下降局面には入っていないが、8月から本格化した世界の金融不安と先進国景気の下降が韓国の実体指標に反映され始めたものと分析される。