野田首相「増え続ける中国国防費、日本に脅威」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.01 09:40
野田佳彦日本首相(54)が中国を最大の脅威と想定し、中国に対する包囲網を形成する外交的な動きを継続している。
野田首相は先月30日、英フィナンシャルタイムズとのインタビューで、「残念ながら中国が不透明な形で国防費を増やし続けている。日本周辺の安全保障環境に不確実性が生じている」と述べた。南・東中国海(南・東シナ海)に影響力を拡大しようとする中国の動きに関し、野田首相は「国際法とルールに基づいた活動を中国に要求する」と述べた。野田首相は11月19日にインドネシアで開催される東アジア首脳会議(EAS)でもこの問題を争点化する態勢だ。
野田首相が中国を名指ししながら警告メッセージを送ったのは今回が初めてではない。野田首相は先月16日、航空自衛隊の閲兵式に出席し、「北朝鮮は軍事主義的な挑発行為を継続していて、中国も近海で活発に活動しながら軍事力を強化している」とし「迅速で、機動力を重視する動的防衛力を整備するのが急務」と強調した。