サムスン電子とソニー、LCDの合弁解消か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.31 09:27
サムスン電子とソニーの7年にわたる“蜜月”関係にひびが入るのだろうか。サムスン電子とソニーの液晶パネル(LCD)合併法人のS-LCDが合弁解消交渉に入ったと日本経済新聞が30日に報道した。同紙によると、ソニーはS-LCDの持ち株をサムスン電子に売却する方式で合弁を整理することにし交渉を進めている。
S-LCDはサムスン電子とソニーが2004年に合弁で設立したLCDパネル生産会社だ。両社は競争関係にもかかわらず異例にも7年にわたり合弁で事業を進めてきた。忠清南道湯井(チュンチョンナムド・タンジョン)に2つの工場を運営しており、昨年の売り上げは11兆3700億ウォン(約7796億円)だった。主に40インチ台のテレビ用LCDパネルを生産しサムスンとソニーに50%ずつ供給してきた。サムスン電子が50%と1株の株式を持ち経営権を行使し、ソニーが残りを保有している。