北朝鮮、カダフィ死亡に“沈黙” …外部情報遮断に注力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.22 10:02
リビアの元最高指導者カダフィ大佐の死亡に北朝鮮が沈黙している。カダフィ体制没落のニュースに世界中が沸いている中、北朝鮮官営メディアはカダフィの死亡について21日午後まで事実報道さえもしていない。
北朝鮮はリビア国民の民主化蜂起と北大西洋条約機構(NATO)軍の空襲にもかかわらず、カダフィをかばう態度を見せてきた。金日成(キム・イルソン)時代の1974年にリビアと国交を結んで以来、武器輸出など協力関係を維持してきたからだ。
NATO軍のリビア空襲が行われていた3月22日、北朝鮮外務省報道官は「リビア空襲はその国の人民の尊厳と生存権を無惨に踏みにじる最大の反倫理犯罪」と非難した。さらにリビアの事態を核兵器保有の正当化に活用した。