北朝鮮、07年にすでに核開発…韓国政府は「全く知らない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.20 08:22
自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員は19日、国会で行われた外交・統一・安保分野の対政府質問で、「北朝鮮は現在、平安北道東倉郡栗谷里(ピョンアンブクド・ドンチャングン・ウルゴクリ)の地下に新しいウラン濃縮施設を建設し、稼働中」と主張した。続いて「ここで作った小型核弾頭が射程距離500キロのミサイルに装着してロシア製の軍用車両に搭載され、すでに江原道(カンウォンド)地域への配備を終わらせた」と述べた。
朴議員は「東倉郡の核施設建設当時に警備を担当した中隊長イ・ギスン中佐(52)の証言」とし、このように明らかにした。朴議員は「イ中佐は北朝鮮はすでに2001年に東倉郡核施設の基本工事を始め、06年に完了したと明らかにした」とし「北朝鮮はすでに07年からプルトニウム方式を濃縮ウラン方式に転換し、核兵器を開発しているが、韓国政府は全く知らず、北朝鮮にもてあそばれている」と指摘した。