インドネシアの部族のハングル導入が難航
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.10 10:16
部族の表記語としてハングルを導入しているインドネシアのチアチア族が問題にぶつかった。チアチア族はハングルを使用するうえでより多くの支援を希望しているが、韓国の協力団体や政府は無条件に支援できないという立場だからだ。
「ハングルの日」の9日、ソウル市によると、インドネシアのバウバウ市は公文書で「訓民正音学会とこの1年間、協力関係がほぼ断絶したため、バウバウ市と訓民正音学会はもう協力パートナーではない」と明らかにしたという。ソウル市は「バウバウ市がハングル使用の中断を通知したわけではない」と説明した。
バウバウ市はチアチア族が居住する地域。ソウル市は09年12月、バウバウ市と文化芸術交流・協力に関する意向書を締結した。これに関しイ・ギナム訓民正音学会理事長はあるメディアとのインタビューで、「ソウル市が約束を乱発して問題が生じた」と主張した。