三星（サムスン）電子のグローバルブランド価値が初めて２００億ドルを超えた。ブランド順位も昨年の１９位から１７位に上がった。現代（ヒョンデ）自動車も６１位と、昨年に比べて４つ上昇した。

国際ブランド価値調査機関インターブランドが４日発表した「２０１１年グローバル１００大ブランド」（Ｂｅｓｔ　Ｇｌｏｂａｌ　Ｂｒａｎｄｓ　２０１１）によると、三星電子のブランド価値は昨年の１９５億ドルから今年は２３４億３０００万ドルと２０％も高まった。三星電子はスマートフォン、タブレットＰＣをはじめとするモバイルＩＴおよび半導体分野の善戦で、消費者家電（Ｃｏｎｓｕｍｅｒ　Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ）部門で世界２位を守った。

現代車も前年比１９％増の６０億５０００万ドルで、「グローバル１００大ブランド」に入った。特に現代車は世界自動車企業のうちブランド上昇率が最も高かった。

一方、コカコーラが前年比２％増の７１８億６１００万ドルで１２年連続１位となり、ＩＢＭ（６９９億５００万ドル）、マイクロソフト（５９０億８７００万ドル）、グーグル（５５３億１７００万ドル）、ＧＥ（４２８億８００万ドル）が２－５位になった。