アジア6カ国 「災害支援機関」発足へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.03 11:36
大地震や洪水などの災害が頻発するアジア太平洋地域の国が、大規模な自然災害に共同対処するための国際機関を発足させると、朝日新聞が2日報じた。国際災害支援機関には韓国・日本・インドネシア・フィリピン・スリランカ・台湾の6カ国が参加し、来年10月に発足する予定だ。
「アジア太平洋災害支援プラットフォーム」(仮称)は、東日本大地震が発生した日本が提案し、現在、中国・マレーシア・シンガポールも参加を検討している。参加国は資金を共同で確保し、支援プログラムを準備し、共同訓練を行うことになる。自然災害に関する情報を共有し、災害発生時には直ちに協力し、被災国および地域に対する集中的な支援を行う。
効果的な支援のため非政府組織(NGO)と企業・政府がすべて参加する。NGOは災害時の即時対応態勢を整備し、企業は運営費の募金と災害地域に対する救護品およびサービスの提供、政府と地方自治体は住民支援と公共機関との支援調整を行うことになる。一般人の寄付金も受ける。