韓国の与党元代表「通貨スワップの常設化を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.28 08:22
ハンナラ党の朴槿恵(パク・クネ)元代表は27日、「国内の外国為替市場が欧州・米国よりも不安定」とし「通貨スワップを常設化するべき」と提案した。「通貨スワップ」(currency swaps)とは、お互い異なる通貨を約定された為替レートで一定の時点に相互交換する外国為替取引を意味する。08年のグローバル金融危機当時、米国との通貨スワップ締結で国内の外国為替市場は急速に安定した。
朴元代表は国会企画財政委員会の韓国銀行(韓銀)国政監査で「米国債格下げや欧州財政赤字で金融市場が不安定になり、国内の外国為替市場も不安定な姿を見せている」とし「主要国の中央銀行との通貨スワップを常設化し、安定した外貨資金調達が必要だ」と述べた。