北朝鮮の弾道弾を迎撃する韓国型パトリオット開発へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.24 12:10
韓国軍の消息筋は23日、「60キロ以上の高度で飛んでくる北朝鮮の弾道弾を迎撃できる長距離地対空誘導武器(L-SAM)の開発に向けた先行研究が年末までに終了する」とし「この誘導武器は米軍のPAC-3パトリオットミサイル(射程距離15-20キロ)よりも射程距離が2倍以上長い」と明らかにした。
現在、韓国軍は航空機迎撃専用ミサイル「PAC-2パトリオットミサイル」(運営高度24キロ、射程距離70-160キロ)と性能が改良された中距離地対空誘導武器「鉄鷹2」(運用高度25キロ、射程距離40キロ)を迎撃武器として運用しているが、北朝鮮の最大脅威である弾道弾の迎撃は限界がある。
弾道弾迎撃システムは2015年を目標に推進中の韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)構築に必要な武器体系。軍関係者は「国防技術品質院の先行研究が終われば、来年1-2月ごろ事業推進基本戦略を樹立した後、2013年から探索開発に着手する計画」とし「開発の結果に基づき、韓国型パトリオットでKAMDを構築するのか、米国の弾道弾迎撃専用ミサイルPAC-3を購入してKAMDを構築するのかを決めることになる」と話した。