開城工業団地に消防署建設へ…対北朝鮮基調に変化か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.21 17:14
政府が開城(ケソン)工業団地内で消防署と応急医療施設の建設を進める。 柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官は20日、国会外交通商統一委員会の国政監査業務報告資料でこうした計画を明らかにし、「消防署の場合は今月中に施工会社を選定し、10月に本格的な工事に着手する」と述べた。 完工は来年12月を目標としている。
延べ建坪2000平方メートル規模の消防署は09年に予算が配分されたが、昨年3月の北朝鮮の天安(チョンアン)艦爆沈挑発後、対北朝鮮新規投資などを禁止した5・24措置で中断された。
現在、開城では工業団地管理委員会の建物に消防隊が配置されている。 消防車8台と南側4人・北側32人の人員がいる。 しかし南側企業が123社にのぼり、北朝鮮勤労者4万7000人が働いている工業団地の規模を考えると、規模があまりにも小さいと指摘されてきた。