<大規模 停電事態>韓電訪れた李大統領の叱責後、雰囲気が急反転
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.19 08:21
崔重卿(チェ・ジュンギョン)知識経済部長官がまた頭を下げた。今度は為替レートではなく電気が問題だった。
崔長官は18日、停電事態関連の記者会見を開き、「職位に執着しない」と述べた。事態の収拾を前提とした事実上の辞意表明だ。急いで発表文を読む崔長官の姿からは普段の自信に満ちた表情はなかった。声にも力がなかった。大規模な停電が長官問責にまでつながるとは、知経部内部も当初は予想していなかった。
雰囲気が変わったのは、16日晩に李明博(イ・ミョンバク)大統領が韓国電力(韓電)を訪れてからだ。李大統領は崔長官を隣に座らせ、知経部・韓電・電力取引所の責任者を順に強く叱責した。その直後、長官問責論は急進展した。