<大規模 停電事態>韓電が免責?被害補償をめぐる論争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.16 11:31
流通業界ではコンビニの被害が大きかった。停電で販売時点情報管理システム(POS)の作動が止まったからだ。セブンイレブンとバイザウェイはクレジットカード決済ができず、店の職員が販売内訳を一つひとつメモに記録した。氷菓子類が解けるのを防ぐため、冷凍庫にテープを巻いたりもした。産業団地に入居していない小規模企業も突然の停電に対応できなかった。
一方、半導体・自動車・石油化学・製鉄など基幹産業の主要工場には被害がなかった。三星電子の関係者は「全国の主要工場は今回の停電による被害がなかったと確認された」と伝えた。ハイニックス半導体側も「半導体施設は電力供給が遮断されれば大きな被害が発生するが、韓電が工場などを主要施設で分類し、電力を正常に供給しているようだ」と述べた。