ソウル外為市場、17カ月ぶりに口先介入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.16 08:37
ソウル外国為替市場でウォンが2日にわたり急落したことを受け、韓国政府が1年5カ月ぶりに公式な口先介入に出た。
企画財政部のウン・ソンス国際金融局長は15日、「いかなる方向でも為替相場の過度な急変動は望ましくない。市場状況を注目している」と話した。対ドルでウォンの価値はこの日3.80ウォン上昇の1104.00ウォンで取引を開始したが、ムーディーズによるイタリアの格付け引き下げ説により下落に転じた。一時1119.90ウォンまでウォン安が進んだが政府の口先介入により下げ幅は縮小し、結局前日より8.60ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1116.40ウォンで取引を終えた。