<取材日記>独モーターショーの主役になった韓国自動車
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.14 11:26
13日のプレスデー(記者団公開行事)で開幕した独フランクフルトモーターショー。自動車企業をはじめ、多くの部品会社が、新車とさまざまな新技術を一斉に公開した。韓国自動車4社と部品20余社の展示場はいつよりも盛況だった。
今年7月に発効した韓国・欧州連合(EU)自由貿易協定(FTA)が韓国自動車業界にとって大きな好材料になったからだ。欧州という巨大自動車市場で、日本・米国自動車メーカーも持たない優越的な市場接近権を握ることになった。欧州新車市場は年間1200万台規模で米国市場に匹敵する。こうした自信を反映するかのように、韓国自動車企業は今回のモーターショーで欧州市場攻略のために欧州戦略型新車を出した。欧州で人気のハッチバック「i30」の新型モデルを出した現代(ヒョンデ)車と小型車「プライド」の新型モデルを出した起亜(キア)車の展示場からも、FTAを狙った戦略を見ることができた。