【グローバルアイ】頭を抱えるニューヨーク韓人センター(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.09 17:27
光復(解放)66周年だった先月15日、米ニューヨークでは‘異変’が演出された。 ニューヨーク・クイーンズコミュニティーカレッジ内のホロコーストセンターで開かれた「日本軍従軍慰安婦追慕美術展」の開幕レセプションに地域政治家7人が出席したのだ。 米国の政治家はお金に敏感だ。 選挙資金をどれほど募金して出すかに所属党の公認はもちろん当落までも左右されるからだ。 ところが一銭にもならない韓人の行事にニューヨーク州・ニューヨーク市議員が7人も集まった。 2時間近く記念あいさつが続いたが、議員は終始、真摯な表情で席に座っていた。
ホロコーストセンターとは、ユダヤ人がドイツ・ナチスの大虐殺を忘れまいと世界のあちこちに建てた記念館だ。 どこでもユダヤ人社会の求心点となっている。 ニューヨークホロコーストセンターは、ルーマニア系ユダヤ人でクイーンズに定着したクーパーバーグ家門が後援しているところだ。 クイーンズコミュニティーカレッジの最大後援者だった故カネス・クーパーバーグは原子爆弾開発作戦だった「マンハッタンプロジェクト」に参加した物理学者でもあった。 ニューヨークホロコーストセンターで開かれた今回の展示会に地域の政治家が集まったのは、クーパーバーグ家門の後光もあった。