三星との特許侵害戦争、アップルがドイツの裁判所で訴訟を進めるわけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.07 09:24
アップルと三星(サムスン)電子が行っている特許侵害訴訟でドイツのデュッセルドルフ地裁が注目されている。米カリフォルニアに本社を置くアップルが韓国企業の三星電子を相手取りドイツにある裁判所で訴訟をすることへの疑問からだ。米経済誌フォーブスは自身に有利な法廷を物色して提訴する「裁判所ショッピング」の結果と診断した。デュッセルドルフ地裁が特許権者に友好的な判決を出した前歴を見て特許権者が先を争って訪ねているということだ。
フォーブスは米国の法律事務所のフィネガンが「知的財産権紛争に有利な世界の裁判所」を調査した報告書を最近紹介した。報告書によるとデュッセルドルフ地裁が2006年から2009年までの4年間に特許訴訟を提起した原告勝利の判断を下した比率は63%だった。特許侵害訴訟340件中213件が特許権者の勝訴で判決が下された。世界平均の35%の2倍に近い。