金泳三元大統領、米国の北朝鮮爆撃計画阻止を後悔…ウィキリークス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.06 10:27
「私がビル・クリントン米大統領の(1994年)北朝鮮寧辺(ニョンビョン)核施設爆撃計画を阻止していなければ、今ごろ韓半島は非核化されていたはずだが…」。
金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が08年に当時のバーシュボウ駐韓米国大使に会い、このように打ち明けたという米国務省の外交公電が内務告発サイト「ウィキリークス」を通して公開された。
94年の第1次北核危機当時、米国の北朝鮮爆撃計画を金前大統領が引き止めたことは知られているが、本人がこれを後悔しているということは初めて公開された事実だ。ウィキリークスが公開した米外交公電25万1287件のうち、こうした北朝鮮関連文書は数千件にのぼる。北朝鮮に関する些細な情報も逃さず収集する米国の執拗さが分かる。