【取材日記】日産「キューブ」方向指示器問題とグローバルスタンダード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.05 15:24
韓国の自動車安全基準は果たしてグローバルスタンダードに合っているのか。 最近輸入された日産「キューブ」の方向指示器のため、また論議を呼んでいる。 「キューブ」の前面の方向指示器の間隔が「自動車安全基準に関する規則」第44条4項に合わないためだ。 この条項は「車両前面部の方向指示灯は車体幅(全幅)の50%以上の間隔をおいて設置すること」と規定している。 車が左右のどちらの方向へ行くのか明確に表示するためだ。 「キューブ」の全幅は1695ミリ。 国内基準によると間隔は847.5ミリ以上でなければならない。 ところが820ミリで、基準を満たしていない。
この基準を満たせない場合、車は原則的に国内の道路を走ることができない。 しかし韓国日産は問題ないという立場だ。 根拠とするのは同一規則内の別の条項である第114条7項。 「外国の基準による試験成績書をこの規則の安全基準による試験成績書として判定できる」となっている。 いわゆる「グローバルスタンダード規定」だ。 韓国日産の関係者は「キューブの方向指示器は米国の自動車安全基準を遵守しているため、国内基準にも適している」と述べた。