李大統領、カザフスタンで80億ドル規模のプロジェクト受注
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.26 10:23
李明博(イ・ミョンバク)大統領が中央アジア歴訪最終日の25日、カザフスタンで政府間協定を含め80億ドル規模の事業権関連契約を締結した。ウズベキスタンでの41億6000万ドル規模のガス田契約まで含めると、今回の歴訪で120億ドル規模の契約を成功させたことになる。
知識経済部とカザフスタン産業技術省は、カザフスタン北西部にバルハシュ石炭火力発電所事業権を韓国コンソーシアムに与える内容の政府間協定を締結した。バルハシュ湖の南西部沿岸に66万キロワット規模の石炭火力発電所2基を建設し今後20~30年間にわたり所有・運営する内容だ。韓国側からは韓国電力(35%)と三星物産(35%)が、カザフスタンからは国営電力会社のサムルクエネルギー(25%)とカザフミス(5%)が参加する。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は、「事業権が何度も中国に行きそうになったところをわれわれが獲得した」と説明した。
LG化学と国営企業のカザフスタン石油化学(KPI)もアティラウ石油化学団地建設と関連した合弁契約に署名した。カスピ海近くのテンギス油田から出るエタンガスを活用してポリエチレンを製造する石油化学団地を建設するための合弁会社を設立するため両社が50対50で出資することにした。経営権はLG化学が持つ。