北朝鮮、金正日の姿をフォトショップで補正
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.24 17:02
ロシアを訪問している北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の顔は、北朝鮮メディアを通して見た姿とは明らかに違う。 北朝鮮メディアで見た金正日はなめらかな皮膚にがっしりとした中年男性を連想させる。 しかしロシアを訪問中の金正日を撮影した映像では、髪の毛が少なく、しみやしわがはっきりと見える典型的な老人の姿だ。
これは朝鮮中央通信や労働新聞など北朝鮮メディアが、フォトショップなどで「1号写真」(金正日の写真)を精密に補正するからだ。 一方、海外メディアはそのままの姿を報道する。
23日の米国の自由アジア放送(RFA)によると、北朝鮮内のメディア環境をよく知る脱北者は「金正日の姿を撮った、いわゆる‘1号写真’は、宣伝扇動部が管理し、補正作業をした後に出すことができる」と説明した。 金正日を神格化し、美化するためだ。