集中豪雨に泣く韓国の国内旅行、笑う海外旅行
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.24 11:27
#京畿道竜仁(キョンギド・ヨンイン)に住むイ・ガンスさん(52)は今年の夏休み、家の前でキャンプをした。イさんは家族と仲美山(チュンミサン)自然休養林で休暇を過ごそうという考えで、年初からテントを購入するなど万全の準備をしてきた。問題は「雨」だった。台風9号をはじめ、連日の雨が休養地への道を阻んだ。イさんは「結局、家の前の空地にテントを張ったが、また雨が降った」と話した。
#「雨のためにあちこちで大騒ぎしているのにどこに行くのか」。新入社員のチャン・ヘミンさん(26、女性)は夏休みに友達と西海(ソヘ、黄海)を旅行するつもりだったが、親に叱られた。暴雨で死亡事故が発生したというニュースが続いていたからだ。チャンさんは「山は怖く、海は寒く、道路はあちこちで水がたまっていて、行くところがない。入社して最初の休暇だったが、家で退屈に過ごすことになった」と語った。