【グローバルアイ】李大統領と菅首相の知られざる対話録(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.23 17:26
ソウルで東京特派員赴任の準備をしていた記者に、普段から親しかった取材源が首脳外交に関するエピソードを聞かせてくれた。 3月の東日本大地震直後、李明博(イ・ミョンバク)大統領と菅直人日本首相が電話でした対話の一部だった。 普段から口が重かったこの取材源は「日本人にどう接するかを学んで東京に行きなさい」と話を始めた。
電話は李大統領の出張先だったアラブ首長国連邦(UAE)と東京をつないで行われた。 当時、韓国外交部は「大規模な救助隊を派遣したい」という意向を伝えたが、日本政府は「救助犬2匹でいい」という程度の反応だった。 世話になることを嫌う特有の国民性に、微妙な韓日関係、自尊心問題まで絡んだ状況だった。