台湾でセクハラ被害受けた韓国人女性の戦い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.21 10:40
韓国人女性が台湾を旅行した際にマッサージ店でマッサージ師にセクハラ行為の被害を受けたことがわかった。3月に台湾を旅行した韓国人女性(30)は、台北・林森北路のマッサージ店で男性マッサージ師にセクハラにあった。その後台湾の警察に関連事実を通報し、現在台湾検察が捜査を進めている。被害にあった女性は電話インタビューで、「韓国や日本などにも広く知られたところで堂々とセクハラが行われている。実情を知らせ再発を防がなければならない」と話した。以下は被害女性が事件当時の状況を整理した内容だ。
3月3日午後10時、インターネット上で有名なマッサージ店を予約した。ブログなどではマッサージ師の親切さとプロ精神を絶賛する内容も多かった。ボーイフレンドが店の前まで見送ったが誰も見ていなかった。マッサージ師は私1人で来たと考えたようだ。彼は「中でする」として一番内側のベッドに案内した。先に来ていた日本人母娘のマッサージが終わっていないので待っているうちに寝入った。マッサージ師が入ってきてマッサージを始めた。長いタオルで目を固くしばったマッサージ師は、下着を下ろし腰の下をマッサージした。お客は自分だけだった。マッサージの過程で巧妙にセクハラを行った。体を硬くしたまま辛い思いをした。外から「トイレを使っていいか」という声が聞こえた。ボーイフレンドだった。服を着せたマッサージ師は「ボーイフレンドが台湾人か」などと尋ね、慌てたように色々話しかけた。生涯でこんなに恐ろしい瞬間は初めてだった。午前2時を過ぎた時刻だった。その日そのまま帰国した後に、「何もなかったんだ」と自身をだました感情があふれ出てきた。