三星内の不正腐敗に李会長が激怒…大々的な刷新(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.18 09:30
三星LEDは先月初め、三星医療院は最近、経営診断をそれぞれ終わらせ、現在報告書を作成中だ。三星LEDと三星医療院とも法人設立後で初めて実施されたグループ監査であるだけに、その結果がどのように出てくるかに三星内外の関係者は神経を尖らせている。
三星関係者は、「グループ経営診断チーム以外にも内部監査が進められている系列会社が相当数あるので、今年は“監査の年”になりそうだ」と話した。強力な調査は今年末の大々的な人的刷新につながる見通しだ。すでに三星テックウィンをはじめ三星電子LCD事業部の責任者が業績不振から交替させられ組織が改編された。三星幹部役員は、「不正だけでなく動かない役員も清算対象に含まれる」と話した。特に金融系列会社が緊張している。李会長は最近金融系列会社の社長団会議で、「なぜ金融では三星電子のようなグローバル企業が出てこないのか」と叱責したという。三星内部的には今後2年間に役員の30%が入れ替えられるという予測まで出ている。