「金正日花公演」の女性ダンサーの衣装を見ると…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.17 11:49
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金正日花を偶像化するために作られた金正日花公演。
北朝鮮が金正日(キム・ジョンイル)花の国内外宣伝に力を入れている。中国とロシア、アフリカなどで大規模展示会を開くかと思えば金正日花公演まで作った。海外でも金正日花が好まれているような印象をただよわせることで金正日一家に対する偶像化をさらに強固にしようとする意図があるとみられる。
金正日花は1988年2月の金正日の46歳の誕生日に初めて紹介された。日本の加茂元照氏がラテンアメリカ原産のベゴニアを改良したものだ。これを金正日に初めてプレゼントした。北朝鮮は金正日国防委員長の誕生日を迎え、この花を「金正日花」として大々的に宣伝した。毎年2月になると金正日花祝典が北朝鮮で開かれる。今年で15回目だ。おかしな点は、金日成(キム・イルソン)偶像化のために作られた金日成花祝典は今年で13回目ということだ。花を通じた金日成・金正日父子の偶像化に関する限り、息子が父親より2年先んじていることになる。また、労働新聞や朝鮮中央通信も金正日花祝典は写真を添えて大々的に報道するが、金日成花祝典は簡略に言及する程度で報道する。