申京淑氏の『ママをお願い』 9月末に日本で出版
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.08.16 10:29
小説家・申京淑(シン・ギョンスク)氏(48、写真)の長編『ママをお願い』が9月末に日本でも出版される。日本の代表的な文学出版社の一つ、集英社から出る。昨年12月に他界した在日韓国文学翻訳家の安宇植(アン・ウシク)氏(1932-2010)が翻訳を引き受けた。
東京で生まれた安氏は日本の代表的な韓国文学翻訳家だった。韓国文学はもちろん北朝鮮文学作品など170余編を翻訳した。安氏の最後の翻訳作品が『ママをお願い』ということだ。
申氏の作品の海外版権を管理するKLマネジメントのイ・グヨン代表は15日、「『ママをお願い』の日本出版を9月末に控え、14-17日に申氏が日本を訪問する予定」と伝えた。しかしイ代表は初版印刷部数については「まだ日本の出版社側で公式に発表していない」と言葉を控えた。日本の文学出版市場は外国文学に対して排他的で有名だ。